女優・生田悦子さんは更年期障害をきっかけにうつ病を患っていた?

女性にとって40歳を過ぎたころから気になり始めるのが更年期。実際に更年期障害に悩まされている、悩まされたという声は少なくないので余計意識してしまいませんか?

 

人によっても程度の差が大きいので、中にはほとんど気にならない人もいれば悪化させてしまう人もいます。悪化してうつ病にまで発展してしまうと、専門的な治療や投薬が必要になることもあります。

 

更年期障害がここまで悪化してしまうケースでは、更年期障害以外にも生活環境においてストレスを受けていることがあります。その証拠に常にストレスが多そうな有名人の中には更年期障害をきっかけとしたうつ病を発症していた方が数多くいらっしゃいます。

 

今回ご紹介する生田悦子さんもそんな中の一人。大女優としての地位を築いた生田さんが悩まされた更年期障害。一体どのようにして悩まされ、克服していったのでしょうか?

 

女優・生田悦子さんとは?

生田悦子さんは日本女優さんで、1966年に松竹へ入社して映画デビューをして芸能活動をスタートしていますから大ベテランの女優さんだと言えるでしょう。今の若い方にはあまり馴染のない女優さんかもしれませんが、女優活動をスタートしてキャリアは半世紀。映画・ドラマ問わず要所要所で有名な作品へ登場するなどして活躍されている女優さんです。

 

編み物が非常に得意で著書『生田悦子のおしゃれゆび編み』を出版しているほどの腕前。そんな家庭的なキャラクターも相まって、お母さん役をこなす女優さんというイメージが強い人も多いのではないでしょうか?

 

デビューからものすごく目立った活躍をする女優さんではなかったですが、作品にとってなくてはならない存在であることもおおく、その意味においては順風満帆に芸能生活を送っていた生田さん。しかしある時期から突然出演作品が少なくなり始めます

 

生田悦子さんは更年期障害を原因としたうつ病を患っていた

定期的に様々な作品に出演していた生田悦子さん。しかし1995年、安達由美さんが出演して一世を風靡した家なき子2に出演した頃から芸能活動を極端に減らしていました。

 

実際それ以後は出演した作品は数えるくらいしかありません。それまではそれなりの本数に出演していたのに一体どうしたんだろうか、と思っていた人も多いのではないでしょうか。

 

実は生田悦子さんはこの頃から更年期障害に悩まされていました。1947年生まれの生田さんですから、1990~2000年頃というとちょうど50代前後の更年期障害に悩まされる時期に当たります。更年期障害をきっかけに生田さんは芸能活動を継続する事が難しいと考えて事実上活動休止状態になっていました。

 

生田さんが特に悩まされた症状はホットフラッシュ。ホットフラッシュは女性の更年期障害に悩まされる方の多くが経験する症状で、顔がほてったり、大量の汗が噴き出したりする症状。症状の重さには個人差はありますが、常に人前に出る必要のある職業だけにその影響は大きかったのではないでしょうか?

 

さらに最愛の母親を亡くし、喪失感も強くなってい生田さん。仕事もうまくいかなくなったストレスもあったことでしょうからその精神負荷は想像を絶します。

 

このようなこともきっかけに生田さんは更年期障害を悪化させ、更年期性のうつ病にもなっていました。まさか自分がうつ病になっているとは思っておらず、治療をしないまま長い間症状と闘っていました。

 

女優さんでも悩まされる更年期障害

 

更年期は女性ホルモンが低下してきて閉経を迎えようとする期間の前後で、一般的には日本人だと45~55歳前後にやってきます。

 

女性の場合は10歳前後から女性ホルモンが積極的に分泌され、30歳前後までをピークに女性ホルモンが盛んに分泌されています。その後徐々に分泌が少なくなっていく過程で身体に異変が起きます。

 

女性ホルモンの分泌が止まるのは人間の身体の構造上仕方のないことでなにも異常ではありません。具体的には卵巣機能の低下によってこの症状が女性ホルモンの分泌は少なくなっていきます。

 

さて、この時女性ホルモンの分泌を統制し、分泌の命令を出すのは脳下垂体という部分が担っています。更年期になると卵巣にいくら命令しても女性ホルモンが分泌されません。この時おかしいな?と思った脳下垂体はさらに分泌指令を出しますが、卵巣自体が機能低下しているため当然ホルモンの分泌量は増えません。

 

こうなると脳下垂体が混乱し、脳下垂体という部分は自律神経とも関係するなど、体調を整える大切な役割を持つ部分でもあるため、混乱が広がって体調に異変が起きるというのが更年期障害です。

更年期障害にはどんな症状が出る?

更年期障害としては身体の慢性的なだるさ、寒気、のぼせ、ホットフラッシュといわれるほてりや発汗、頭痛、耳鳴り、抜け毛などが挙げられます。

 

更年期障害に悩まされる50歳前後は女性にとっては家族関係、両親との別れ、仕事、友達などで悩むこともたくさんあることでしょう。そんな時にこれらの症状が現れることはとても辛いことですが、大切な時期だからこそ乗り越えていけるようにしたいところです。

 

生田悦子さんのその後は?

 

生田さんは更年期障害をきっかけに女優活動をストップしてからはあまり多くの作品には出演していません。更年期障害を悪化させてうつ状態になっていましたが、専門的な治療などをせずに放置していたために症状が悪化し、長引いてしまいました。

 

しかし更年期障害の自覚を持ってからは「なるようにしかならない」という考えを持つようになり少し気が楽になったことが伺えます。更年期障害のような症状は普段から神経質だったり、マジメだったりする人ほど気になったり、フラストレーションが溜まって行ったりしてしまうものです。

 

更年期障害そのもは思いつめてもどうすることもできません。しかしどうしても耐えられないのであれば今は薬や注射で改善でき、軽度のものであればサプリメントなども効果を出します。自身の状況に合わせて適切に対処できれば少しは楽に更年期を乗り切れます。

 

ですからあまり思いつめることなく、ありのままの自分を認め、周囲の人やお医者さんに相談しながら更年期障害を乗り越えていくのが良いのではないでしょうか?

 

更年期障害を乗り越える

いかがでしたでしょうか?今実際に更年期障害に悩まされている人は生田悦子さんの更年期障害との付き合い方から見えてくるものもあったと思います。

 

生田さんは自身の不調が更年期障害にあることに気づくのにとても時間がかかっています。これは周りに自分の状態を見てもらえる人がいなかったことも原因の1つです。更年期障害は周りの人のサポートがあることで辛さを軽減する事が出来ます。もし更年期障害になってしったら包み隠さず自分の状態を周囲に説明し、必要であれば助けを求めてみましょう。

 

50歳前後はセカンドライフへの大切な転換期です。残りの人生を思う存分楽しむためにも更年期障害を乗リ超えていきましょう。