【知って納得】ラクトビオン酸で更年期障害のつらい症状が和らぐメカニズム

ほてりや疲れやすさ、イライラや骨粗鬆症など、更年期に起こる女性特有の症状には「ラクトビオン酸」がよく効くと評判です。ラクトビオン酸とはいったいどんなものなのか?そしてどのような効果や働きがあるのでしょうか。ラクトビオン酸であなたの更年期障害の症状を和らげましょう。

 

ラクトビオン酸って何?

 

 

まずは「ラクトビオン酸」について知っておきましょう。

 

ラクトビオン酸とは

 

ラクトビオン酸はオリゴ糖の一種です。牛乳などに含まれている「ラクトース」を酸化させて作られます。糖の一種なので甘味があり、同時に酸味も含まれている成分です。一時期日本でも流行した「カスピ海ヨーグルト」にのみ含まれており、それ以外では摂ることが難しい成分でした。今ではサプリメントとしても販売されているので、手軽に摂取出来るようになっています。

 

ラクトビオン酸は更年期障害の症状緩和に効果がある

 

ラクトビオン酸の研究が進むに連れて、さまざまな健康効果があることがわかってきました。特に注目されているのが「更年期障害の症状を緩和させる」という力です。。ラクトビオン酸を摂取すると、更年期障害を和らげる成分を体に取り入れやすくなって、症状が緩和するのです。また、水に非常に溶けやすく、炭酸カルシウムの4万倍の溶解性を持っています。

 

ラクトビオン酸にはこんな働きが!

 

 

ラクトビオン酸の持つ働きを見ていきましょう。どのような働きで更年期障害に効果があるのでしょうか。

 

イソフラボンの吸収を助ける

 

ラクトビオン酸は大豆などに含まれる「イソフラボン」の吸収を助ける働きがあります。イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」によく似た構造と働きを持っている「植物性エストロゲン」と呼ばれる成分です。更年期障害は女性ホルモンの分泌量が著しく減少することでおこるため、イソフラボンの摂取で更年期障害の症状が緩和することがわかっています。より効率よく吸収することで、その効果も発揮しやすくなるというわけです。

 

イソフラボンをエクオールに変換する働き

 

ラクトビオン酸はイソフラボンを代謝して「エクオール」という成分に変換する働きがあります。エクオールはイソフラボンから変換されて出来る物質ですが、イソフラボンそのものよりもエストロゲン様作用は強力です。日本人は約半数の人がエクオールへの変換が出来ないのでラクトビオン酸がその働きをサポートしてくれるのは非常に嬉しいです。

 

カルシウムの吸収を助ける

 

ラクトビオン酸にはカルシウムの吸収を助ける働きもあります。エストロゲンは骨の形成を助けたり、骨が溶け出すのを防いだりする働きがありますが、更年期にエストロゲンの分泌量が減少すると、骨密度が低下して、骨粗鬆症になってしまいます。ラクトビオン酸によってカルシウムが吸収されやすくなると、骨密度の低下を防ぎ、骨粗鬆症の発症を防ぐことに繋がります。また、カルシウムはイライラを鎮める働きもあるので、更年期特有のイライラを防ぎやすくなります。

 

腸内環境を整える

 

ラクトビオン酸はオリゴ糖の一種です。オリゴ糖は腸内の善玉菌のビフィズス菌のエサになるため、善玉菌を増やすのに役立ちます。腸内環境が整うと便秘などお腹の症状の改善につながりますし、免疫細胞の多くが腸内で作られるので、免疫力アップにもつながります。更年期には便秘や下痢、おならと言った腸の不調も起こりやすいので、腸内環境の正常化は同時に更年期障害の症状の緩和にもなります。

 

ラクトビオン酸を効果的に摂取するには

 

 

ラクトビオン酸を効果的に摂取する方法も知っておきましょう。

 

カスピ海ヨーグルト

 

ラクトビオン酸はもともとカスピ海ヨーグルトにしか含まれていない成分でした。そのため、カスピ海ヨーグルトを自宅で作って食べるのが最も基本的な摂り方です。ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれており、牛乳のカルシウムも含まれているため、ラクトビオン酸の効果が出やすいというメリットがあります。朝食やおやつなどで手軽に食べられるのも良いです。

 

サプリメント

 

最近ではラクトビオン酸はサプリメントで手軽に摂取出来ます。ラクトビオン酸単体のサプリメントもあれば、エクオールとラクトビオン酸の両方が含まれているサプリメントもあります。カスピ海ヨーグルトで摂取するよりも、サプリメントの方が多くの量を摂取出来るというメリットがあります。自宅でも職場でも飲むことが出来、好きなタイミングで飲めるという手軽さも大きなメリットです。

 

ラクトビオン酸と一緒に取りたい成分は

 

 

ラクトビオン酸はそれだけで更年期障害の症状を緩和できず、他の成分と合わせて摂ることでその効果を発揮します。どのような成分を摂ればよいのかしっかりチェックし、効果を最大限に活かしましょう。

 

イソフラボン

 

ラクトビオン酸はイソフラボンの吸収を良くし、エクオールに変換する働きがあります。そのため、ラクトビオン酸を摂取する際はイソフラボンを含む豆腐や納豆など大豆製品やイソフラボンのサプリメントを一緒に摂取するのを忘れないようにしてください。ただしイソフラボンは過剰に摂ると副作用が出る場合があります。食品だけで過剰摂取になることはあまりありませんが、サプリメントで摂取する場合には決められた量を守るようにしましょう。

 

カルシウム

 

ラクトビオン酸はカルシウムの吸収も促進するので、カルシウムを多く含む牛乳や小魚などの食品やカルシウムのサプリメントも忘ずに摂取しましょう。カルシウムなどのミネラルは体に吸収されにくいですが、水溶性の高いラクトビオン酸の働きで水に溶けやすくなり、吸収されやすくなります。

 

乳酸菌

 

ラクトビオン酸は腸内の善玉菌のエサとなるため、乳酸菌を含む食品を摂ると良いでしょう。ヨーグルトやチーズ、味噌や納豆、キムチなどの発酵食品に乳酸菌は含まれています。また、乳酸菌のサプリメントは乳酸菌が生きて腸まで届くようにできているため、整腸作用や腸内環境の改善に役立ちます。

 

カスピ海ヨーグルトを使ったおいしいデザート

 

ラクトビオン酸をカスピ海ヨーグルトで摂取する場合は、ちょっと一手間加えるだけで更年期障害対策の1品になります。カスピ海ヨーグルトを食べるときに、砂糖やジャムの代わりにオリゴ糖を使い、さらにきな粉を適量ふりかける「きな粉カスピ海ヨーグルト」にすれば、きな粉でイソフラボンを、ヨーグルトでカルシウムと乳酸菌を摂ることができ、さらにラクトビオン酸とオリゴ糖が善玉菌のエサになります。ただ食べるだけよりもずっと効果の高い食べ方になります。

 

ラクトビオン酸は更年期障害の症状を緩和する名サポート役!

 

 

ラクトビオン酸はそれだけでは十分な効果が得られませんが、イソフラボンやカルシウムなどと合わせて摂取することで、更年期障害の症状を緩和してくれる成分です。更年期による女性ホルモンの分泌量低下を避けることが出来ませんが、その症状を和らげることは可能なのです。ラクトビオン酸とイソフラボン、カルシウムなどをしっかり摂って、つらい更年期障害を吹き飛ばし、元気で健やかな毎日を過ごしましょう。